東大卒無職が働かずに生きるブログ

サラリーマンに向いてなさすぎる東大卒の考えたことなど

東大以外の友人に退職を伝えると返ってくる言葉ランキング1位

他大の友人に「退職したぜ!」と伝えると必ず返ってくる言葉がある。


それは「もったいない」だ。

 

「せっかく良い大学でたのにもったいなさすぎるよ!」
「私なら絶対仕事続けるのに~もったいないです~」
「退職したんですか??もったいな!!せっかく東大出てエリートコースだったのに!!」

 

こんな感じである。

 

もちろん、私にも言っている意味はわかる。
ここは新卒一括採用主義の日本である。
……この国では、新卒カードを捨てることは「人生のレールから外れる」ことに等しい。


しかし、私は彼らに「もったいない」と言われる度に、やりきれない思いがする。

 

「は~~、お前らマジでなんにもわかってねーな!バーカバーカ!ケツ焼きそばビッチが!!」

 

と喉まででかかった言葉をぐっとこらえる。

 

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……地獄だったあの頃を、今でもたまに思い出す。


私が正社員として働いていた2か月は、ただ他人に使われていただけの時間だった。

いやもしかしたら、それですらなかったのかもしれない。

他人の奴隷ですらなく、システムの奴隷だった。

 

銀行では手続きが多い。

とにかく多い。

 

決まった形式の書類に、決まったやり方で書類に記入し、判子を押す。

 

また、組織自体にもルールがたくさんある(見えないルールも含めて)。

 

たとえ相手が冴えないおっさんであっても、年次が上なら絶対服従である(ついでに客にも絶対服従である)。

 

私は無数のよくわからない規則にがんじがらめにされるのがとんでもなく苦痛だった。

 

書類の山にダイブして、サン○マスターがのたうち回りながらギターを引いてる時の感じですべてをグチャグチャにしてえ……

 

と常々考えていた(伝われ)。

要するにクソヤバい銀行員と化していたのである。

 

そんな私なので、退職したことを「もったいない」と言われてもぜんぜんしっくりこない。

むしろ、あのクソ環境に飛び込むためにどうでもいいおっさんにペコペコしまくってた、「就活」という時間こそがもったいなかった。

 

だから、やたら「もったいない」といってくるのは、現代のもったいないお化けなのだと思うことにしている。

 


逆に、東大の友人には退職したことを「もったいない」と言われたことはない。

 

「やっぱお前は会社員向いてないと思ってたわ(笑)」

「 お か え り 」

 

だいたい皆こんなリアクションである。

 

これは結構面白い。


「レールの上を突っ走ってエライね」

 

と周りからさんざん言われてきた彼らである。

そんな彼らが、レールに乗って生きるのがエライなどとは全然思ってないというのは皮肉なものだ。

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しかし、だからといって……


ここまでで大体わかったと思うが、私はいわゆる「レール」の上の人生などクソくらえだと思っている。


「普通」から外れるのを恐れて、虚しい仕事を続けているのなら、それはとても悲しいことだと思う。

 

しかし、だからといってすべての人に

 

今すぐワイルドに生きろ!!

 

などと言うつもりもない。

 

 

まず、今の仕事がクソだとしか思えなくても、継続していくうちに状況が変わるかもしれないという理由。

 

他にもある。

私は、「もったいないお化け」は戯言を言っているだけだと考えている。

 

しかし、現実問題、日本人の大半はもったいないお化けなのだ。

 

少数派になって生きていくいうのは勇気がいるし、実際リスクもある。

こうすれば絶対正解!みたいな方法は私にもわからない。

というかわかる人がいたら切実に教えてほしい。

 

 

……だからせめて、投げやりにならないで、せいぜい悩んでいこうと思う。

 

 


結論:人生は人それぞれ。