東大卒無職が働かずに生きるブログ

サラリーマンに向いてなさすぎる東大卒の考えたことなど

調子が良い日

今日はかなり調子がいい一日だった。

なんとなくだが、天気が良く気温が高く気圧が高かった影響もあるのではないかと思う。

 

昨日から太宰治の『人間失格』を原作にした伊藤潤二の漫画を読んでいる。

最近の自分の状態が作品にマッチしているからなのか、すごく面白く読める。

昔太宰の原作を読んだ時もつまらなくはなかったが、今読んでいる漫画版は格別である。

皆さんご存知のように陰鬱で鬱屈として厭世的な内容なのだが、読んでいると不思議と落ち着くというか少し救われたような気持になる。あとはさすが伊藤潤二は絵がうまいなあ。

 

しかし、いくら私がいま精神的に落ち込みがちだといっても、それは私の本質であるというよりは、五年後に「あのときは大変だったなあ」となんとなく思い出す程度のものであろう。そう信じたい。

 

今日は院試の勉強場所に適した図書館を見つけ、またそこで少し線形代数を勉強した。

とはいっても、固有値をn種類持つようなn次正方行列を対角化する方法を改めて習得したという程度ではあるが。

 

少しづつ生活の中でよろこびを感じる瞬間が増えてきたように思う。漫画を読むとき、勉強するとき、音楽を聴くとき、youtubeで動画をみるとき。また、自分の身の回りの人のありがたさを感じるようになった。おそらく私はだいぶ孤独な人間のはずだ。最近はプライベートでは本当に彼女と週に1回前後会うくらいのもので、人と遊ぶということが全然ない。まあ休職中に遊びまわっていたらかなり問題だと思うが。

しかし、直接会う・会わないは別にして、私を気にかけてくれる両親や彼女のありがたさ。これをしみじみ感じるのである。私は今まで親と仲が良かったとは全くいえない。別に毒親だとかいうつもりは全くないが、なんとなく私自身が親に心を開いていなかったし、また精神的に頼りにしてもいなかった。しかしいざ自分が弱ってみると、頼れる親がいるというのは本当に、本当にありがたい。

だから親子関係という観点では、今回の件でかなり良くなったのだと思う。こないだ父親と休職していることや、仕事をやめて大学院に行きたいことを打ち明けた。なんと約6時間もぶっつづけで話し合った。

多分父親とこんなに長く話し合ったのは初めてだったと思う。そして、自分の弱みというか本心というか、そういうものを家族に開示したのも多分はじめてだったのではないか。子供のころから、私は外での人格と家の中での人格が全く違っていた。そしてどちらかというと、外での自分が本物だというような気がしていた。

 

それが人生がけっぷちになって初めて、親と心のつながりのようなものを感じられるようになるとは、我ながら愚か者である。

でも、人生とか人と人とのつながりってそういうものかもしれないよなあ、と思う。