東大卒無職が働かずに生きるブログ

サラリーマンに向いてなさすぎる東大卒の考えたことなど

【画像あり】株価暴落に巻き込まれた結果wwwww

こんにちは!せり沢です。

 

最近、株式市場がクソやばいことになってます。

 

今月はダウ平均が900円以上も下げる場面がありました。

 

これはドラゴンボールでいうと、フリーザとセルが同時に襲ってくるくらいのヤバさだと思います。

 

……そんなこんなで私も株式暴落の被害を被ったので報告します。

 

9月末時点で6万ほどの含み益を出していた私ですが、現在の状況はこうなりました↓

 

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なんと、利益が増えてます!

 

この理由はただ一つ、タカラトミー株がめっちゃ調子良いから、です。

 

カリスマ社長退陣などで、株価が暴落していたタカラトミーですが、最近見事に復活しつつあります。

 

私が初めて買ったとき(7、8月くらい)は900円くらいだったのですが、ここ数日は1200円台後半を推移しています。

 

好決算が出てのこの結果なんですが、先日Twitterタカラトミー株の優待めちゃ良いよ」というツイートがバズッてたので、もしかしたらその影響もあるのかもしれません。

 

ちなみに、タカラトミー株以外の資産は、ほぼすべて赤字転落しました。

 

みずほ株や、各種指数連動型投資信託、それに最近新しく購入したアメリカ株(VISAとMaster Card)合計8種類ぐらいありますが、暴落によるダメージから、一気に吹き飛ばされました。

 

まじで悔しいっす!!

 

とはいっても、これは想定の範囲内です。

金額的にも、赤字合計して1万5千円くらい。

 

一方タカラトミーの黒字は8万~9万くらいなのでお釣りがきます。

 

現状、私のポートフォリオは、タカラトミーが他全員を介護している状態といえますね。

 

トミカまじやべえ。

 

(終わり)

社会は裏切りに満ちているって話

どうも、せり沢です。
今日は現状報告も兼ねて少し私のバイト先について書いていきます。

 

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私がITベンチャーインターンを始めてだいたい3か月が過ぎた。

 

実質的に創立1年も経っていないできたてホヤホヤの会社である。

仕組みが全く整備されておらず、まさにカオスといった状況だ。

 

例えば休み時間一つとっても、決められた時間というものがなく、いつでも好きな時に休憩してよい

もちろん外に散歩しにいっても良いし、軽く買い物に行っても全く問題ない。

加えて休憩時間は自己申告なので、皆絶対サバ読んで休憩時間を申告している。

 

仕事の流れもまったく定まっていない。

とりあえず、皆ノリと思い付きで仕事をしている

 

案件に関連しそうなツールをネットからなんとなく探してきて、それに多少手を加え、「こうすればいけますよ!」と社長に報告してみる。

すると社長は、クイズミリオネアで、みのもんたがファイナルアンサーを受けた時のような真顔のまましばらく考え込む。

この時の「間」は多少辛いものがあるが、基本的に心配する必要はない。

検討しているような空気を出している社長は、実は深い部分を理解していないので、提案はだいたい承認されることとなる

 

人事もまたカオスだ。

まず、社長以外のメンバーは、ほぼ全員学生バイトである。

私のようなフリーターや、契約社員も若干いるものの、
圧倒的多数が大学生で構成されている。

(よく言えば)大学のサークルみたいな空気が流れている。

 

この職場はカメムシの糞よりも「ルール」や「規則」が嫌いな私にとってはある意味快適だといえる。

 

銀行時代は、飲み会でビールを注いで回らされたり、不潔感の塊みたいなおっさんにペコペコさせられて社内のクソルールに関する耳クソみたいな説教を延々と聞かされてそれはもう不快だったが、そういう嫌さはここにはない。

 

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その他、社長の周りには怪しげな男たちがうようよしている。

 

一度だけ飲み会があったのだが、
どこぞのベンチャーキャピタルのメンバー(自称)や、
投資家(自称)を初めとする、よくわからん男たちが外部から集まっていた。

 

会社の顧問という肩書を持つ彼らは、たまに会社に来ては社長と毒にも薬にもならない雑談をして、満足そうに帰っていく。

 

私も、時々彼らとのミーティングをさせられるが、その無意味さには舌を巻く。

 

ミーティングとは形ばかりである。

ミーティングによって決まるのは次回のミーティングの日程だけなのだ

私としては雑談してるだけで金がもらえるので非常にありがたいが。

 

ただ、怪しいおじさん達もそれはそれで太い人生を生きている感じがでていて、

 

「あなたの会社を絶対上場させます!!」

 

と社長に言い放ったベンチャーキャピタルおじさんの熱意は並々ならぬものがあった。

(まあ胡散臭いといえば胡散臭いのだが、、)

 

また、このベンチャーキャピタルおじさんと社長は昼間から飲みにいったりしており、
中々楽しそうであった。

退職してから遊び友達がめっきり減ってしまった私にとってはほんのり羨ましいものがある(かもしれない)。

 

銀行時代のルールにがんじがらめの職場を知る私にとっては、こういう生き方もありかもなあ、と最近感じるようになった。

 

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一方で困るのは仕事の引継ぎである。

何せ、学生バイトしかいないのだ。

 

ここはとにかく誰も仕事を教えてくれない。

 

そもそも作業内容を把握している人間と出勤が重なること自体稀なのだ。

 

一度どうしていいかわからなくなると一日何もできずに終わることも普通にある

 

今でこそ、

 

・とにかく何か頑張った感じで日報を書くコツ

・最悪何もできなくても心を無にして過ごす

 

という処世術を覚えてきたが、初めはとても辛かった。

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辛いのは皆同じようで、
事務の人(正社員として転職してきた)は3日目からこなくなったし、
かつて初日で辞めた人もいたらしい。

 

また、私に本来仕事を教えてくれるはずだったインターンの人は社長と喧嘩してそのまま退職してしまった。

 

「これも今日やっといて」

「いや無理っす。というか僕の中でこれを今日やる意味がよくわかってなくて」

「いやもういいからやって」

「社長の考えてることが僕にはちょっとよく理解できてないですね。」

「いや今この言い合いしてる時間でこれできるよね」

 

といったやりとりがよく起こるようになり、

 

「最近こいつらめっちゃバトってんな」

 

と皆が感じ始めたある日、彼は退職した。

 

その日もいつものように喧嘩が発生し、彼はそのまま荷物をまとめて帰宅した。

 

それ以来彼の姿は見ていない。

 

……私と同じく18卒退職組だった彼だが、今どうしているのだろうか。

 

しばらくシフトに残り続けた彼の名前。

 

どこか哀愁を感じたのを覚えている。

 

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私には幸いなことにサポートしてくれる先輩がいた。

彼は某私大の院生で、この会社ではかなりの古株だった。

古株と言っても、入社半年かそこらなのだが、何せ入れ替わりが激しいのでそれでも十分に古参なのだ。

 

社長からの信頼も厚く、プログラミングの他にバイトの面接を担当したり、全体のマネージメントも時々行っていた。

 

ミーティングでも、

 

「社長は今、会社全体に目を配れるような状況じゃない。
 だからとりあえず、自分たちで出来ることを探して楽しんでやっていこう^^」

 

こういうことをさらっと爽やかに言ってのける人物である。

そしてそれがサマになっている。

 

プログラミングスキルも相当高かった。

 

また、彼はいつも音楽(EDM的な)をかけながら仕事をしていたので、自由な空気を会社にもたらしてくれているなあ、と私は思っていた。

 

「あ、仕事中音楽聴いててええんや」的な。

 

他にも、先述のベンチャーキャピタルおじさんがベンチャーキャピタルの人であると教えてくれたのも彼だし、
私と雑談して帰ってく謎のおじさんが普段はどこで働いてるとか、そういう情報をたくさんくれたのも彼であった。

 

彼には感謝してもしきれない。

 

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そして彼が退職したことを知ったのが昨日である。

 

例のベンチャーキャピタルおじさんに引き抜かれてしまったらしい。

 

最近あんま来てないな~~とは思っていたが、まさかそんなことが起きていたとは。

 

たまげたなあ。

 

ベンチャーキャピタルおじさんが、社長に

 

「あなたの会社を絶対上場させます!!!」

 

と熱く語っていたあの飲み会。

 

あの飲み会から二か月後、彼は会社で一番重要な人材と共に社長のもとから消えていった。

 

もう影も形もない。

 

また、その引き抜かれた先輩は会社内で色々な案件に関わっていたのだが、
それらをすべて放り出して行ってしまった(私も若干被害を被っている)。


社長に対しては、イラッとすることが多い私だが、今回はさすがに少し同情した。

 

社会こわっ。

 

てか人間ってこわいね!

 

 


(終わり)

※特定防止のため、多少フィクションまぜてます

 

出会い厨に学ぶ人生訓~その2

前回(↓)の続きです。

www.serizawayuki.work

 

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なぜ女性は優良物件男を放置してダメンズのもとに走るのか。

 

……実は、その理由はすごく簡単。

 

優良物件メンズ群とダメンズ群では、
単純に女にアプローチをかける数が違うのである。

 

真面目な青年たちが黙々と勉学に励んでいる間にも、ダメンズたちはマッチングアプリをしたり、クラブにいったりして
とにかく下手な鉄砲(?)を打ちまくっていた。

 

そして、たとえ命中率が1%の鉄砲でも、300発も打てば全て外す確率は5%を切る。
100人に告白して全て振られるというのは結構な奇跡なのだ。

 

それに、たくさんアプローチをかけていれば、
いつかは押しに滅茶苦茶弱かったり、単に依存先が欲しかったりと、色々な事情を持つ女の子にも出会うことになる。

 

数うちゃ当たるというのは、ある意味で正義なのだ。

 

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いや、そんなテキトーでいいのかよ

と思った、あなた。


もちろん、「数うちゃ当たる」戦法にはデメリットがたくさんある。


まず、たった一つの成功を掴むために、100の拒絶を経験しなければならない。

 

出会い厨と化した私の大学の知人には、振られる度に自殺するしないの騒ぎを起こし、(他の原因もあったみたいだが)心を病んで最終的に大学を辞めてしまった奴もいる。

 

「数うちゃあたる」で人間と付き合うのはそういう意味ではイバラの道なのだ。


また、いい加減に出会った人間たちは最終的にいい加減な終わりを迎え、
後には虚しさと寂しさだけが残る。

そんな場合も多いみたいだった。

 

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なので、私は読者諸氏に「とにかく出会い厨になれ」とかいうつもりは全くない。

 

ただ、「数うちゃあたる」の考え方それ自体は色々応用が利くんじゃないか、とふと思ったのである。

 

例えば就活。

 

私は一個内定が出た時点で就活を放り投げた(内定先から若干オワハラをうけたのもあったが、単純に就活を続けるのがだるかった)。

 

だから結局受けたのは6社となってしまったが、せめて15くらいは受けても良かったかも、と思う。

 

まあ某リ○ルートが推奨するように受けまくるのはまたなんか違う気はするが……。

 

あとはこのブログにしてもそうだ。

 

とにかく記事をいっぱい書いてれば、そのうちバズるかもしれねえ。

 

そんなことを期待しつつ、日々シコシコと書き溜めている。

あと単純に記事数が多い方がgoogle先生から優良ブログと認定されやすくなるらしい

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まあ、あれですよ(唐突な丁寧語)。

 

優良物件メンズみたいに

中身は良くても、誰にも評価されないんじゃ、なんか寂しいじゃないですか。

 

それよりは、例え本質的には最高級じゃなくても、人から評価された方がうれしいよね、ってそういう話です。

 

てか、徐々にそういう生き方によせていきたいぜ。

 

ぐへへ。

 

(今日は異常にキャラが安定しないですね笑。この記事はこれで終わりです)

 

出会い厨に学ぶ人生訓~その1

実は東大は出会い厨だらけだ

 

マッチングアプリをやっている女性には常識かもしれないが、
その手のアプリには東大生/東大卒がめちゃくちゃ多いのである。

 

あまりの多さに、

 

学歴詐称してるんじゃないの?」

 

という声も聞いたことがあるほどだ。

 

しかし私は断言したい。

それらのアプリに生息する東大生、そのほとんどが本物である。

 

私の周りにもマッチングアプリユーザーがわんさかいた。

また、食堂ではアプリを介して会っただの会わないだのの会話が飛び交っている。

 

なぜここまで東大生が出会いに貪欲なのかは長年の謎であった。

一時期流行った暇な女子大生の影響か、学内の歪な男女比(4:1)が影響しているのだろうか。

 

(ちなみに私には彼らを責める気は全くない。
そもそも出会うためのアプリなのだから、出会い厨行為を好きなだけすれば良いのだ。)

 

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むしろ気になる点は別にある。

それだけ出会いに貪欲な男が多い一方、卒業するまで一切の恋愛を経験することがない者もまた多いということだ。

 

彼らは必ずしもいわゆるブサメンというわけではない。

高身長で顔立ちはむしろ整っていたりする。
やや内向的な人物が多い気はするが、普通に友達もいる。

 

性格にも難があるとは思えない。

まずは真面目。

育ちが良く、家族と仲がいい(なぜかシスコンが多い気がする)。

 

私には優良物件だとしか思えない。

 

もし私に娘でもいて、ある日紹介してきた彼氏が彼らだったらチョベリグである(死語)。

 

そして、彼らとは対極をなす東大の亡者たち。

完全に学業を放棄し、とにかく下心マックスで「もう女体ならなんでもいい」という極地に達した者たち。

あるいは目がイっていて、中学生が着るようなTシャツを好んで着用するタフガイたち。


前者はいわずもがな、
後者ももちろんモテる訳ではないが、これが意外と(失礼)結構恋愛経験があったりする

 

一体なぜ女性たちは真の優良物件には目もくれず地雷案件ばかり相手にしているのか。

 

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これが私にはわからなかった。

 

「もし自分の姉がこいつと付き合ってたらマジでキツイな……」

 

と感じるヤバイメンズに恋人がいる一方、

全体的に平均を上回るスペックの優良メンズが放置される理由。

「女の心理は謎だな~~」と当初は思っていたが、

いろいろ観察するにつれてその理由がすごく単純なものであると思えてきた。

 

……単純で、しかもあまり認めたくない理由である。


(つづく)

東大卒の私がコンプを感じる対象

こんにちは、せり沢です。

季節の変わり目だからか最近テンションが下がり気味です。

今日は、私のコンプレックスについて書こうと思います。

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東大生はその実、コンプまみれだとよく言われる。

 

高校まで学力によってアイデンティティを確立していたが、
東大に入ってみて、自分より頭の良い人間に囲まれ、敗北感を知る者。

また、イケメンで他大の可愛い彼女がいる奴(全然勉強してない)が自分より頭いいという現実を嘆く者。

まだある。

実家が金持ちな人間が多いため、「育ちが悪い」ことに引け目を感じる者。


もともと根暗が多い東大生に悩みのタネは尽きない。

というか私も例外ではない。

 

今さっき気づいたが、私にもコンプの対象がある。

 

それは、「根拠なく幸せそうなやつ」である。

 

金が無くても、特別な能力がなくても、なんか楽しそうな人間。

常にヒカキンの動画みたいなテンションが維持できている人間だ(ヒカキン自身は金も能もあるが)。

こち亀の両津みたいなやつといってもいいかもしれない。

 

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逆にただ優秀なだけの人間には何の感情も抱かない。

東大内に限らず、自分より優秀な奴など腐るほどいた。

勉強面ですら、そうだった。

まず、小学校の時通っていた塾にすら自分より地頭が良いと思われる少年が一人存在していた。

 

しかし、最近の私にとってこういった人種はもはや本当にどうでもよくなってきている

 

先述の少年のフェイスブック垢をこないだ発見したところ、


「自分の頭の中には昔から女の子が住んでいる」

 

という趣旨の投稿をしていた。

 

学力的な意味での優秀さなど、突き詰めたところで「浮世離れした変な人」が誕生するだけではないのか。

 

勿論中にはその方面を極めて、大学教授になったり凄い発見をしたりという者もいる。

しかし、その足元には何倍もの夢破れてただの廃人と化した者たちの死骸が埋まっていることを忘れてはならない。

全国模試で成績優秀者に名前を載せていたやつらでも、数学オリンピックとか出てた奴らでも、その大半はどこかで挫折していくのだと、そういう風に感じる。

 

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今までの人生で、自分はある程度知識のインプットはしてきたのではないかと思う。

「強い人」に比べたらゴミみたいな知識量かもしれないが、世の中一般の平均に劣るということはあるまい。

もう今は、ただ楽観的な思考が欲しい、ただそれだけだ。

両さんみたいな感じのノリになるべく、なんとかやっていきたい。

てか、飲むだけでハッピーになる薬をだれかくれ

(終わり)

【自分語り】飲みサーの思い出、その2

前回(下のやつ)の続きです。

 

www.serizawayuki.work

 

 

 

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集合場所に近づいた時に、私が抱いた感想。

 

なんか、ちょっとした人だかりができてる……。

 

参加者たちはそれぞれスマホをいじくりながら、
小さな群れを形成していた。

 

想定通り男が多かったが私は安堵した。

 

そんなにクソちゃらい奴はいないじゃん!!

 

参加者の男性は、そのほとんどがどこにでもいる普通の学生だった。
むしろ地味目と言ってもいい。

 

さっきまではビビりまくっていた私だが、もはや
彼らがしょうもない性欲のために今夜3000円失う可哀想な人たちに見え始めていた。

 

「参加者の人は、名前確認しますんで、こっちに来てください!
その時にお支払いも一緒にお願いします^^」

 

調子にのる私。

 

皆から金を受け取るとき、不思議な高揚を覚えた。

さっきまで恐怖の対象だった存在が、私に金を払うために列を作っている。

つい昨日まで参加者のドタキャン率を仮定し、中心極限定理を根拠に収益が正規分布に従うとしたうえで、得られる金の1.96σ区間を計算していた私に、金を払うナンパマンたち。

その構図がどこか滑稽だった。

ぶっちゃけ、気持ちよかった。

たぶんこの時の私の表情は相当気持ち悪かったことだろう。

 

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この時の参加者は皆ふつうにいい人だった。

私とY君は、バーテン作業に慣れていないので、
リキュールと割り材がだいたい半々という酷いカクテルをたくさん作ったが、彼らは笑ってゆるしてくれた。

 

3000円払って食べられるのは、基本的にポップコーンか友達の家に置いてありそうなよくわからんチョコのみという酷いありさまだったが、誰も文句は言ってこなかった。

 

経費は限界まで、いや限界を超えて削りまくられていた。

おまけに男女比も酷いので、クレームが来てもおかしくない。

皆基本的に初対面なので、楽しめているかどうかは人によって結構差があったかもしれない。
一部、ひょうきんな奴が無理やり場を盛り上げているテーブルもあれば、葬式場と化しているテーブルもある。

 

後者には内心「スマン……」と思いつつも、カクテルを作る作業に追われて何もすることはできなかった。

 

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まあ、そんなこんなで終わってみれば結構楽しかった飲みサー開催であるが、
やはり一番高揚したのは収益の山分けである。

 

バーを片づけてオーナーに返却した後、二人で近くの吉野家に直行する私とY君。

私が持っている封筒には7万円程度が入っている訳であるが、
なにせほとんどが千円札なので、ずっしりとした姿は立派なものだった。

 

経費を差っ引くと、一人当たりの利益は1万円ちょっとに過ぎなかったが、
「他人に使われる」以外の方法で稼いだ金は、また特別なものだった。

 

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良い一日は帰り道でわかる。

あの日の帰り道の気分は最高だった。

新宿の汚れた空気に、どこか甘い感じすら覚えた。

 

参加者サイドからしてみれば、ほとんどインチキに近いようなクオリティだったかもしれない。

しかし、やってるサイドからするとこれが楽しいのである。

 

私は、文化祭をはじめとする学校行事に全く良い思い出がないサイドの人間である。

だが、普段は不真面目な連中が、文化祭になると途端に真剣になって準備への参加を強要するその心理状態がなんとなくわかった感じがした。

 

 

あの時余って持って帰ってきた鏡月は、まだ棚の奥にあっただろうか。

 (終わり)

【自分語り】飲みサーの思い出、その1

どうも、せり沢です。
最近フリーター生活が軌道に乗ってきてしまい、
逆に書くことがないので昔の思い出を書いていきます。


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中高一貫男子校で6年を過ごした私は、
コミュ力をはじめ、社会で生きていく為に必要な能力を大体失ってしまっていた。

 

とりわけ集団の中でうまくやっていく能力の欠如は著しく、
サークルを転々とすることになってしまったことは以前書いたとおりだ。

 

居場所を求め、東京をさまよう日々。

 

そんな中、ある一人の男に出会う。

この人物を仮にY君としておこう。

 

Y君は大学受験の時に3浪した苦労人で、東京の某私立大学に通っていた。
適度にオシャレで異常に人懐っこいので、決してイケメンでもなく背もあまり高くないのに女にモテまくっていた。

 

こう書くと、Y君はいかにも社会適合者という感じがする。

 

実際、それは間違いではないと思う。

ただ、私とは少し違う意味で彼もまた変わった人物で、他人の学歴や家柄に謎のこだわりがあるようだった。

 

私と彼が仲良くなったのは、私が東大生だったからなのかもしれない。

当時の私は、人生の中でも変人レベルがマックスだった。
基本的に複素数平面と正規分布にしか興味がなかった私と、彼がなぜ仲良くしたがったのかは今でもよくわからない。

 

とにかく私は、その後の1年間このY君と一緒に飲みサーを主催することになった。

表向きは、

 

大学生活を楽しむためのサークルです(^^)

 

などというお題目を掲げてはいたが、目的の一つは金だった

 

20人の学生を集め、参加費を一人3000円も取れば、そこそこの収益になる。

 

いや、集めれば集めた分だけ我々の懐が潤う。

 

 

 

……とはいっても、勿論初めは二人きりのサークルに過ぎない。

 

こういう時、リアルの人脈は使いづらい。

というか、使いたくない。

 

「こういうパーティ的なのを今度やるんだけど、ワンチャン来ない?ちなみに参加費は3000円^^」

という風なことを言って回れば、ただでさえ少ない友達が一気に減ってしまうように思えた。

 

そこで、私たちはネットを利用することにした。

 

 

当時、大学生のサークルの宣伝用サイトが存在し(今もあるのかな?)、そこそこ人が集まっていた。

そこで募集をかければ、1日1人くらいは参加者が現れた。

またTwitterなどのSNSを使えば、さらに集客は加速する。
その気になれば、SNSからも1日に数人の新規参加者を集めることができたのだ。

 

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初めてこのサークルの活動を行った時のことは今でも鮮明に覚えている。


歌舞伎町のとあるバーを格安で借り、
そこに近くのドンキホーテで買い込んだ安酒やらお菓子やらをセッティングする私たち。

 

バーのオーナーさんの目がイッてて、話し方が若干おかしくてなんかこわいという以外にもたくさんの問題があった。

 

参加者の男女比がかなり偏ってしまったのだ。

 

確か料金は、

男性3000円
女性1500円

くらいに設定したはずだ。

 

それでも、やはり女性サイドには得体の知れないサークルに参加する恐怖心があるのだろう。

男女比は4対1くらいになってしまっていた。

正直に言うと、
我々も男どもがほとんどナンパ目的でやって来ることはわかっていた

急きょ後輩の女の子2人に応援を頼んだが、ぶっちゃけ焼石に水だ。

 

参加者に告げた集合時間が迫ってくるにつれ、私たちはビビり始めた。


ナンパ男どもの反乱がおきたらヤバい


なにせ、これからやって来るのがどんな連中かわからないのだ。

 

参加者を募っている段階では、

 

「結構人集まってんじゃん♪爆益かもな!」

 

盛り上がっていた私とY君だが、だんだん

 

もしかしてこれヤバいのでは?

 

という空気に変わってしまっていた。

 

わざわざこんなサークルに好き好んでくるやつなんて、全身タトゥーの金髪君に決まってる……。

 

「やべ、よく考えたら今日法事だったわ!じゃあな!あとは頑張れ!」

 

とY君にいって帰宅したかったが、そうは問屋がおろさない。

 

いよいよ時刻が迫ってきた。

バーから少し離れた集合場所に、私とY君のどちらかが出向き、参加者の確認と集金を行わなければならない。

Y君も、ビビっていたのだろう。

 

いつもは地味な作業を一切したがらない彼だが、

 

「俺ここで会場のセッティングやってるから、集金はせり沢お願いね!」

 

などと抜かしている。

 

しぶしぶ私は集合場所に向かう役回りを引き受けた。

少しでも男女比がましに見えるように、協力してくれた女の子二人も引き連れていく。

 

(続きはこちら)

【自分語り】飲みサーの思い出、その2 - 東大卒無職が働かずに生きるブログ