東大卒無職が働かずに生きるブログ

東大卒が感じた社会の厳しさを綴るブログです。株式投資の記事もちょくちょく

東大卒が体験したうさん臭い儲け話の裏側~投資編~

最近、ツイッターでいわゆるビジネスアカウントにフォローされることが多くなってきた。

 

「行動するかしないかはあなた次第」

「一度仕組みを作ってしまえば勝手にお金が振り込まれます」

「素晴らしい仲間に出会って人生変わりました!!」

 

みたいなことを言っているアレである。

それにしても皆、現金の写真と肉を食いに行った写真を投稿しているのは不思議である。そういうマニュアルでもあるのだろう) 

 

 

思えば退職してから半年。

ぶっちゃけ私の中では自分の銀行時代の苦痛がどうだったとか8割方どうでもよくなっている。

今の私には、これからどう金を稼いでいくかという方が重要なので、胡散臭い(失礼)ビジネス系アカウントにフォローされるのはむしろ本流かもしれない。

 

実際、私もここ最近不労所得を得る方法を個人的に探してみた。

このシリーズではその中で見つけた(けど上手くいかなかった)方法を色々と紹介していきたい。

ネットのあちこちで見かける情報商材

おそらくあの手の情報商材はこういう手法を紹介しているのではないかと思う。

 

ということで第一回は、

投資でノーリスクで儲ける方法

を紹介する。

 

ちなみにこれは、私が大学4年時、卒業間近であまりにも暇すぎて筋トレ以外にやることがなかった時、バーベルを担いでスクワットをしている時に思いついた手法である(どうでもいい)。

 

 

……投資でノーリスクで儲ける、というといかにも胡散臭すぎるが、実はそういう手法も全くない訳ではない。

 

皆さんはこういうことを考えたこことはないだろうか。

 

「あれ、1000円で何でもいいから株を買って1500円になるまで放置しとけば絶対儲かるんじゃね??」

 

株じゃなくてFXでもなんでもいい。

とにかく価格が変動する資産に投資して、価格が上がるまではテコでも売らない。

そうすれば絶対に儲かるのでは??

 

もちろんこれは間違っている。

 

なぜならば、1000円で買った株が永遠に1500円に上がることはないかもしれないし、もし上がったとしてもそれが150年後とかだったら意味がないからだ。

 

上がらないならまだしも、株の場合はその会社が倒産すれば価格は0同然(実は厳密には0にはならないらしい)になり、以降永久に復活はない。

 

価格の上昇が完全に保障されている状況下でこそ、先述のロジックは成立するのである。

 

もちろん価格の上昇が約束されている株など存在しない。

企業の未来には何が起こるかわからない。

いやもし、企業の将来が分かったとしても同じこと。

もし仮に値上がりが分かっている銘柄があれば、みんながその株を将来的な価格に一致するまで買っていくため、将来の価格はもうすでに実現しているはず、とも考えられる。

 

 

私はジムでバーベルを上げながら考えた。

何か100%とまではいかなくても、それに近い精度で価格変動が約束されている投資対象はないものか……。

 

筋トレにおけるスクワットというのは、意外と息が上がる。

本格的なトレーニーではない私はあまり高い負荷をかけないが、それでも息が上がるのだ。

 

レーニングを終えてぜいぜいしていると、ふいに閃いた。

 

……ある。

 

厳密には「もの」ではないが、値段の動きがほぼ間違いなく予想できる投資対象は存在する。

 

 

あんまりもったいつけてもあれなので、ずばっと言ってしまうと、私が思いついた投資対象とは、「価格差」である。

 

……どういうことか。

 

例えばコンビニAであるボールペンが100円で売ってたとする。

そしてしばらく町を散歩してからコンビニBに入ると同じボールペンが150円で売ってたとする。

そこでずる賢いあなたは考えるわけだ。

 

「あれ?さっきのコンビニで100円でこのペン買ってきてこっちのコンビニのオーナーに売ればもうかんじゃね??」

 

株を始めとする金融市場でも同じことが言える。

この場合、ある金融商品が市場Aで150円、市場Bで100円で取引されている場合、A市場でこの商品を売り、B市場でこの商品を買っておく。

そして価格差がなくなった時にA市場でこの商品を買い戻し、B市場で買った商品を売れば、商品の値動きには関係なく50円儲かる。

 

そもそも同じものが違う異なる価格で売買されるのは不合理なので、存在した価格差はいずれは解消されていく確度はかなり高いのだ。

 

くどくど説明したが、これは裁定取引またはアービトラージといって投資経験者または、金融関係者にとっては常識である。

 

……問題は、価格差が生じている投資対象があるかどうかだ。

ちなみに株は取引所が違っても価格は同じである。

 

ではFXは??

一説によるとできなくはないっぽいが、これを行うとアカウントが凍結されたりすることが多いらしい。

何より私は為替に関してはあまりにも無知だ。

 

所詮、絵に描いた餅か、、、。

 

その時、筋トレを終えタンパク質を補給するためにファミ〇でサラダチキンをレジに持って行った私の脳に第二の閃きが走る。

 

仮想通貨でやればいいのだ!!

 

当時、仮想通貨ブームは若干の翳りが見え始めたころだったが、まだまだ価格は1ビットコイン120万円くらいあった(現在は40万円。こわすぎる)。

 

まあ仮想通貨の値段自体はどうでもよくて、重要なのは、仮想通貨の取引価格は取引所によって違う、ということである。

 

取引所Aではビットコインが120万円、取引所Bでビットコインが110万円で売られているという状況があれば、

 

①取引所Bで110万円でビットコインを購入。

②購入したビットコインを取引所Aに送る。

③取引所Aで120万円で売却。

 

という流れを踏めば確実に10万儲かるではないか!!

筋トレ後はハイになりがちなので、私のテンションはMAXになった。

 

家に帰って、実際の取引所の状況をリサーチした結果、以下のことが分かった。

 

①実際に仮想通貨取引所間に有意な価格差は存在する。

ビットコインの送金には時間と手数料がかかる。

 

①はうれしい知らせだったが、②には困った。

送金時間がかかればビットコインの価格など速攻で変化してしまうし、送金手数料が生じれば、もとが取れるだけの価格差が生じる機会が来るまでめっちゃ待たなければならない。

 

しかし、この問題を解決するのは簡単だった。

例えばこういう状況で考えてみる。

 

取引所Aと取引所Bでどちらもまずビットコインを50単位買っておく。

価格が

 

AーB=10000円

 

となったとき、まずAでビットコインを1単位売却し、Bで1単位購入する。

 

その後、

 

A-B=5000円

 

くらいまで価格差が縮小した時に反対売買(今度はAで1単位購入、Bで1単位売却)すれば

 

10000円-5000円 =5000円

儲かるということだ。

 

これならやはりビットコイン自体の値段は上がっても下がっても利益が出る。

 

ただ、この方法だと取引所を全部合わせて常に合計100単位のビットコインを所持することになるので、裁定取引では利益がでても、ビットコインが暴落すれば資産価値も暴落してしまう。

 

この問題も致命的かと思われたが、結論から言うと何とかなった。

 

それはビットコイン空売りができる取引所が存在したからである。

空売りについてはここでは詳しくは説明しないが、要するにビットコインを持ってなくても、まずどっかから借りてきて売却し、一定期間後に買い戻してはじめ貸してくれた人に返却する、という売買方法である。ちなみにこれは株とかFXとかでもできる。いわゆる信用取引というやつだ。

 

空売りしている間はビットコインの所持量がマイナスとなり、別の取引所で普通に同量のビットコインを買い持ちしているなら合計のビットコイン所持量がちょうど0になり、本当の意味でビットコイン自体の価格変動の影響がなくなる。

 

しかも、少し制約はあったが、空売りが実質手数料0で出来る取引所Aと、普通に現物を購入する時の手数料が0の取引所Bは存在した。

 

ついでに、ネットを調べると、これらの取引所ではpythonプログラミング言語の一種。私はこれ以外書いたことがない)による高速売買プログラムを楽に書くことができた。

こういうと凄そうだが、当時私はガチのpython初心者で、経験もほぼ0だった。

 

ただpythonという言語は本当に神で、初心者でもなんとかなるようにネットの人がいろいろなプログラムを公開してくれてたりと、まあ色々あるのである

あとは、取引所自体がそういうプログラム売買支援のためにサポートしてくれていたのも大きい。

 

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これらのツールを用い、過去データでシミュレーションを行ってみた。

(数分もしくは数秒単位で取引を行う必要があるので、そのためのデータを集めるプログラム自体を組む必要があったが、この時はウキウキでラりっていたので全く苦ではなかった。)

 

 

すると結果は……

 

 

なんと10戦10勝であった!!

 

 

確信を得た私は実際に裁定取引プログラムを走らせて仕事に向かった(色々やってる間に東大を卒業していた)。

 

あの日のドキドキを、期待と不安を今も思い出す。

 

何せ、シミュレーションでは数万円の元手からこのゲームを始めても、一年後には数千万円になっているのだ。

 

新卒一年目で7000万プレイヤーだぜ!!!!!

 

当時の私の目は完全にイっていたと思う。

 

 

 

 

 

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家に帰ってPCのモニターの電源をつけた私の感想。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

若干損してる……。

なんで??

 

 

 

 

 

 

想定では数万の利益がでているはずが、なんと数百円の損失がでていたのである。

 

理由はすぐにわかった。

 

取引所がプログラムの注文に反応するのが遅いのである。

 

こちらのプログラムが

 

ビットコイン買いまっす!」

 

と注文を出しても、取引所は何も反応しない。

そしてもう絶対買うべきではないというタイミングになってから、

 

「よっしゃ!!売ったるで!ありがとうな!!」

 

と返事をするというとにかく腹立つやり取りが繰り広げられていたのである。

 

言うまでもなくアービトラージ取引ではタイミングが重要。

現実の売買ではスプレッド(売る時と買う時の価格差)があるので、遅くても数秒、十数秒といったよりシビアな売買タイミングを要求されるのである。

 

しかもこれは、完全に取引所のシステム応答の問題なのでこちらにはどうすることもできない。

 

価格差がかなり開いた時だけ取引する、という風にすればある程度の小銭はかせげるのかもしれないが、リスクが大きすぎた。

 

サーバーの応答が特に悪くなるのは取引が殺到した時、つまり重要な時だ。

もし買ったビットコインだけ売れないまま価格急落、ということになれば取り返しがつかない。

 

高い確率で儲かるが損した時のリスクがでかい、ということならデリバティブでもやっておけばいいのだ(興味がある人は「オプション 売り」とかで検索してみるとよい)。

 

 

こうして私の野望はついえた。

 

 

卒業式の日、初めて入った安田講堂で私は壇上で話しているおじさんの話も聞かずにこのことばかりを考えていたのに。

一体あのおじさんは誰だったのだろう。

 

 

 

今回の裁定取引は色々と応用できるにはできる。

 

聞くところによると、海外の賭けサイトを使い、結果がどう転んでも儲けが出る、とった手法を使う人もいるらしい。

そしてそういうことを教える情報商材や、セミナーなんかもあるとかないとか。

 

私は火傷するかもしれないリスクを承知で、そういうセミナーとかに手を出して見るのに別に否定的ではない。

それはそれで面白いかも、とすら思う(とはいってもあまりお勧めはしないが)。

 

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これから定期的にこういった儲け話にチャレンジした(そして失敗した)話を書いていこうと思う。

また、これを読んだ人で、自分も危ない儲け話に乗っかて上手くいったり失敗したりした過去があるという人はTwitterなりメールなりで連絡していただけると嬉しい。

 

ということで。

では、また。

年末ということで今年一年を振り返ってみる

こんにちは、せり沢ゆうきです。

 

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気が付いてみると今年ももう終わりである。

 

思い返してみれば、私にとって2018年はなかなか密度の濃い年であった。

年末ということで、改めて今年一年を振り返ってみたい。

 

↓にまとめを作ってみた。

 

 

1月: 当時仲の良かった友達が私の彼女を寝取ろうと頑張っていた。びっくり。

1月: 仮想通貨に手を出す。割と上手く立ち回ったので下げ相場でも損出さず。

1月: 卒論提出。確か内容はクソだったが締め切り1か月前くらいには完成していた。

 

2月: 旅行で箱根に行く。温泉最高なり。

2月: 投資を始める。投資信託の積み立て開始。当時は数学的にリスクを最小化しようとしていたので、債券インデックスファンドを買っていた。正直謎。

 

3月: 東大を卒業。ちなみに卒業式はぼっちだった。

3月: 新生活に向けて新居を探すも、事故物件を紹介される。引っ越しを断念

 

4月: 銀行に入社。研修が始まって地獄。研修が終わってさらに地獄。

 

5月: 早くもよく鬱状態に。人生初の心療内科を受診。

 

6月: 休職。この時退職&大学院進学を決め研究室訪問を始める。

6月: ブログ開設。

6月: 退職。

 

7月: 全体的に鬱々とした日々を過ごす。インターンに応募。

7月: 個別株投資を始めたのも確かこの頃だったか。みずほFGとタカラトミーを購入。今思えばみずほは余計だったかも。

 

8月: ITベンチャーでのインターン始まる。文学部卒の私が採用されたのは謎だった。

8月: 院試。3つの受験校の内2つ不合格が確定(体調不良による未受験及び試験日程を間違えたことによる受験資格の喪失)。

 

9月: 残る一つの大学院に合格。2019年4月から理系の院生になることが確定。

 

10月: 塾バイトをはじめ、そして辞める。合計勤務回数4回。

 

11月: 良くも悪くも生活が安定していた。インターンが楽しくなってきた。ディズニー行った。 

 

12月: 世界的な株価暴落に巻き込まれ、かつ、よく調べもせずにソフトバンクIPOに手を出したせいで損失を出す。これまでの他の部分が割と上手くいっていたためダメージは少なめで済んだ。

12月: インターンが楽しい。家でもAI開発などを行うことが多くなってくる。

 

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だいたいこんな感じである。

プライベートすぎてちょっと書き辛いことが他に何個かあったが、だいたいこんな感じなのだ。

まとめた自分自身の感想としては、

 

・鬱になるの早すぎイ!!

・辞め癖がえぐい

・院試受け忘れは我ながら頭がおかしい

・6月にブログ作ったはいいけど初めの方暗すぎ!!(もうほんと読まなくていいです)

・投資は割と上手く立ち回ってる感がある

・最終的に生きるのが楽しくなってきたので良かった(小並感)

 

といったところか。

 

銀行時代は先輩社員たちがめっちゃ嫌いだったけど、年末の今、今年出会った人を誰も恨まずに済んでいるのは、なんというか気が楽である。

 

これでいいのだ。

 

インターン先の同僚が次々と退職していくのがさみしいが、とりあえず仕事は楽しいからこれでいいのだ。

 

レールを外れて生きるのが楽しくなってきたので、とりあえずこれでいいのだ。

 

 

 これでいいのだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

……たぶん。

社会は悲しみに満ちているって話

私はどうやら「職場に染まったおっさん」が致命的に苦手らしい。

 

大抵の組織では、長くいる人間が偉いということになっている。

 

…飲み会では新人は無意味にふんぞり返っているおっさんにビールを注ぎに行かねばならない。割と頭の悪そうな感じであっても、多少仕事ができなくても、長くいるおじさんは長くいるおじさんだから偉いのである。

 

私は、そんなおっさんにビールを注ぐとき、酒造家の人たちに心の中で謝罪していた

 

「ごめんなさい。

皆さんが心を込めて開発したビールはこのキモいおっさんに消費されて終わるんよ。

生産者の人、ごめん。卸売り業者の人、ごめん。居酒屋の人、ごめんなさい。」

 

今思えば、酒の生産者たちは、100パーそんなことを気にしてはいない。

だが当時は無性におっさんに消費されるビールがもったいない気がしていたのである。

 

要するにびっくりするほど銀行員に向いてなかったのだと思う。

 

おっさんが苦手。 

 

今のバイトを始めるまでは、それが自分の性分だと思っていた。

 

 

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今のバイト先におじさんは二人いる。


一人は社長だ。

これは基本パワハラおじさんでどうしようもないのだが、
あまりにどうしようもないので最早どうでもいい。

 

 

もう一人のおじさんは30代半ばのとてもいい人である。

 

こっちのおじさんを仮に武田さんと呼んでおこう。

 

私の勤務初日、社内の共有サーバーの仕組みや、各種事務手続きを武田さんは丁寧に教えてくれた。

 

おっさんという生き物の大部分は(男とおばさんに対しては)不愛想なものだが、武田さんはとてもにこやかな人なのだ。

 

「ねえ、また今日も社長すんごい怒ってたね!」

 

そう笑って話しかけてくれる武田さんは最早職場における私の精神的支柱となっている。

 

そして彼はなんというか、我々学生サイドにいてくれるところがある(よく考えたら私は学生ではないが)。

 

30代半ばの男性が、男子大学生に交じって恋愛トークをエンジョイできる凄さを私は知っている(そしてそれを爽やかにこなす凄さも)。

 

武田さんは自己開示が上手い。

 

よくよく考えたら私が武田さんについて知っているのは、

 

・競馬が好きなこと
・30歳の彼女がいること
・父親の彼女が武田さん本人よりも年下であること

 

という何とも断片的な情報にとどまるのだが、不思議と数年前から知り合いだったような気がする。

 

社長の愚痴を肴に一緒に一杯やるときの一体感。

 

また、社長が出払っている隙に武田さんと一緒に社内資料漁りまくって遊んでたら一日終わってたことは記憶に新しい。

 

私のおじさん嫌いもここに来て解消されつつある。

 

「俺おじさんが嫌いなんじゃなくて、威張ってるおじさんが嫌いなだけジャン!!!」

 

ということに気づかせてくれた武田さんには本当に感謝しかない。

 

 

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マジで色々ありがとう武田さん、ってかあんた絶対モテるでしょ!!そして前の仕事何でやめたのか教えてくれ~(*^^)v

 

などと考えていた今日この頃、職場で

武田さんの退職を知らされた。

 

 

……聞けば、退職は少し前から決まっていたことらしい。

 

はっきりとは教えてもらえなかったが、原因は社長のパワハラのようだ。

 

思えば最近社長が学生みんなの前で武田さんに露骨にキレているところを何度か見た。

 

社長が意味不明なことをいうのはいつしか当たり前になっていたので、最早私は気にしなくなっていたが、

武田さんにとっては心に黒いものが溜まる日々だったのだろう。

 

 

あまり詳しくはかけないが、とにかく社長は人に物事を伝えるのが下手で基本的に何を言っているのかわからない。
そのうえ指示が二転三転するので、話してるとストレスがやばいのだ。

 

もちろん私も社長の顔を見ると動悸がする時期があった(やりすごす術を覚えてからは比較的どうでもよくなった)。

 

しかし、武田さんは唯一の社会人経験者(厳密には私も?)であることもあり、社長のアタリが殊更にキツかったのだ。

 

以前から

「もうやだ、しんどいよ」

というようなことはよく武田さんと言い合っていたが、あれはそんなに本気で言っているようには見えなかった。

 

 

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そして、私はバイトを始めてからかなり武田さんと話したような気でいたが、
今まで武田さんに何も言ってもらえなかったのが少しショックだった。

 

武田さんはきっとすぐに社会に自分の居場所を見つけていくのだと思う。

 

人当たりは抜群だし、技術力もすごい。

 

この会社のことはいつの日か、束の間の悪夢として武田さんの心に記憶されていくのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ベビーパウダーにアスベストを混入させてた企業の株を買おうぜって話

先日、ジョンソン&ジョンソンの株が暴落した。

 

ジョンソン&ジョンソンといえば、バンドエイドや洗口液のリステリンでお馴染みの総合ヘルスケア企業である。

 

なんとそのジョンソン&ジョンソンのベビーパウダーアスベストが含まれてたというのだ。

 

しかも同社はそれを知りながらずっと黙っていたらしい。

 

これを受けて、ジョンソン&ジョンソン株は10%以上暴落した。

 

10%というとそこまで大したことないように聞こえるが、ジョンソン&ジョンソンのようなヘルスケア企業は業績が景気の波に左右されにくいため、比較的株価にブレが出にくい。

 

そのため10%の下げというのは十分暴落というに値する(と私は考える)。

 

前々からジョンソン&ジョンソンはかなり魅力的な企業だと考えていたので、これを機に株式購入を真剣に考えたい。というか、ある程度円高になったタイミングでドル買いをしておいて、いつでもジョンソン&ジョンソンを買える体制を整えておきたい。

 

今回の不祥事は、割と企業として酷いレベルだとは思う。

(てか、私も去年諸事情によりジョンソン&ジョンソンベビーパウダー買ったようなきがする……ワイも被害者やで(怒)!!)

 

ただ、それでも

「人々がバンドエイドを買わなくなるか?」

リステリンを買わなくなるか?」

「薬が処方される時にジョンソン&ジョンソンをさけるようになるか?」

と考えると、いずれもあり得なさそうだ。

 

むしろジョンソン&ジョンソンは配当をかなり出す企業でもあり、こういう不祥事でもないと中々値段が下がってくれないのが現実である。

 

「世の中を変えるような革新的な企業よりも、人々が日常的に使わざるを得ないサービスを提供する企業に投資する」

という私の基本投資スタンスにもピッタリの企業で、不景気にもつよい。

 

また、今回の不祥事だけみるとクソ企業だが、倫理的に倒産すべきなどとは全く思えない。総合的にはジョンソン&ジョンソンが存在している方が圧倒的に世の中にとってはプラスっである。

 

てことでもっと株価が下がってくれたらジョンソン&ジョンソン購入する予定です

(*^^)v。

 

あ、もちろんジョンソン&ジョンソンこれを読んだ人がジョンソン&ジョンソンを購入して損を出しても責任はとれません。

投資に絶対はないので。

 

ただ、例えば、一時期異物混入とかで騒がれてたマクドナルドの株を買い、今に至るまでずーっと持ち続けたらどれくらいの利益が出たのか?とかそういうことは調べてみる価値があると思います。

AKBで一番可愛いのはだれなのか?AIに判定させてみた

お久しぶりです。せり沢です。

このところフリーター生活が順調すぎて、ブログもTwitterも全然触る気が起きませんでした。

なんというか、吐き出したい心の澱が全然ない、というような状態ですかね。

まあ、せっかくはじめたブログだし、ちょくちょくは更新していきたいっすね。

てなわけで、今日は僕が最近バイトで使っていることに絡めて記事を書いていきます。

 

 

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私はバイト先で主にAIを開発している。

メインは昨今流行りのディープラーニングである。

 

こう書くと難しそうに聞こえるが、ある程度他人が作ったものを流用するので、そんなに知識は必要ない。

 

しかし、中々自分の手で機械を教育するというのは楽しいもので、夢中になっているうちにいつのまにか
私自身が家と職場を往復するマシーンと化していた

 

 そんなある日。

 

なにか面白いことないかなあ……。

 

ぼーっとしながらテレビを観ていると、衝撃的なニュースが飛び込んできた。

 

なんと、阪大の大学院を出た元エリートのおっさんが、AKBにストーカーをして捕まったという。

 

そのニュースでは、単に皆でおっさんを気持ち悪がるだけで終わっていたが、

その時なぜか私の脳裏にあるひらめきが生じた。

 

AKBの顔面偏差値判定してランキング作るAI作れんじゃね??(ストーカー関係なし)

 

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てことでやってみる
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思いついたら即行動に移してみる。

 

とはいっても、そんなに大変なことはない。

 

ディープラーニングとは言っても、一からAIの脳の部分を自分で設計する必要はない。

 

他人が作ったものをパクればいいのだ(その方が楽なうえ、多くの場合自分で頑張って作るより性能がいい)。

 

幸い世の中には二次利用をかなり許す形で自分の研究成果を公開している人がめっちゃいる。

 

ということで今回は

https://github.com/ArunMichaelDsouza/tensorflow-image-detection

を利用することにした。

 

これは画像を与えると、その画像にどんな人物が移っているか判定するAIのようだ。

AIの設計はそのままに、AIの学習に使う画像だけ差し替えればいいという寸法だ。


全体の流れはこうである。

 

①美人の画像と、一般的な女性の画像をたくさん集める
②それを使い、美人の特徴と、一般的な女性の特徴をAIに学ばせる
③AKBの画像をAIに判定させる。

 

それぞれのメンバーについて結果は美人度〇%、一般的な女性度〇%、のように出てくる。

そして美人度が一番高かった人物がAKB一の美人というわけだ。

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【苦行】データ集め
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AI開発ではだいたいそうだが、データを集めるのが一番手間である。

今回も、美人画像2000枚と一般女性画像2000枚をネットから収集した。

 

自分は一体なにをやっているのか

 

雑念を振り払い作業に集中する。

 

マウスをクリックしすぎて人差し指がクソ痛い。

 

……ちなみに、美人画像として使うのは、女優やモデルさんなどの明らかに外見が職業上大きなウェイトをしめている女性たち。

 

一般人画像として使ったのは政治家やスポーツ選手など、そんなに外見が重視されないであろう人たち。

(女優の画像などネットにわんさか転がっているが、一般人画像を集めるのはマジで大変だった。)

 

データ集めの性質上、いろいろなバイアスが入っていることは間違いない(私の主観とか)。


細かいことはいいのだ。

 

そもそも美しさに絶対的な基準などないのだから。

 

f:id:avetting:20181210201816p:plain

こんな感じでデータを集めた

 

次に画像の水増しを行う。

(画像系のAI作成では半ばお約束となっているが、集めたデータは特殊な技法を用いて水増しすることができるのだ!)

 

ということで、私もその技法を用い、データを4倍に水増しした。

これで美人画像と一般人画像がそれぞれ約8000枚ずつ集まったことになる。


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学習
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意外かもしれないが、AIに学習させるのは楽である(他人のものを流用するときは)。

 

先述のサイトで指示されているようにディレクトリに画像をセットし、

train.sh

ファイルを実行して待っとくだけだ(osはubuntuを使っている)。

 

つまり現代ではAIを使うなど誰でもできるという話なのだ(pythonをインストールしてるなら)。


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結果
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学習が終わったので、AKBの公式サイトへ行き、メンバーの画像を取ってこよう。

そしてそれを一気に判定するようにコードを少し書き換える。

 

続々とAIがメンバー一人一人のルックスを採点していく。

 

結構不謹慎だなあ、と思ってみているとすぐに全員分の処理が完了した。

 

そして結果はというと……


一番美人と判定されたのはこの人!!!!

 

 

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本田 仁美メンバーである

 

どうやらこの人物はIZ*ONE専任活動中という状態らしい。

このように、画像にテロップのようなものが入るとAIの仕様上正しく判定できない可能性がある。

よって本当の一位は二位のこの人かもしれない。

 

 

 

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茂木 忍メンバーである

 

 

てことで美人度上位陣は以下のような顔ぶれになった。


1本田 仁美
2茂木 忍
3矢作 萌夏
4高岡 薫
5岡部 麟
6長友 彩海


以上をもって「AKBで誰が一番かわいいかAIに判定させるとどうなるか」という問いの答えを得た。

 

 

答えは「本田仁美(もしくは茂木 忍)」である。

 

 

そしてこの実験をやってみた私の感想は、「前田敦子とか篠田麻里子ってAKB辞めてたのか」である。


結論:最近捕まった阪大出のストーカーおじさんみたいのって東大とかにウヨウヨいるからマジで気を付けた方がいいよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


※集めるデータや採用するCNNの種類などによって結果は変わります

※あと結果の解釈は正直微妙です(クラス分類のconfidence scoreの優劣を比較することは何を意味するのか、は色々考える余地ありかな)。

 

 

【画像あり】株価暴落に巻き込まれた結果wwwww

こんにちは!せり沢です。

 

最近、株式市場がクソやばいことになってます。

 

今月はダウ平均が900円以上も下げる場面がありました。

 

これはドラゴンボールでいうと、フリーザとセルが同時に襲ってくるくらいのヤバさだと思います。

 

……そんなこんなで私も株式暴落の被害を被ったので報告します。

 

9月末時点で6万ほどの含み益を出していた私ですが、現在の状況はこうなりました↓

 

f:id:avetting:20181030120117p:plain

 

なんと、利益が増えてます!

 

この理由はただ一つ、タカラトミー株がめっちゃ調子良いから、です。

 

カリスマ社長退陣などで、株価が暴落していたタカラトミーですが、最近見事に復活しつつあります。

 

私が初めて買ったとき(7、8月くらい)は900円くらいだったのですが、ここ数日は1200円台後半を推移しています。

 

好決算が出てのこの結果なんですが、先日Twitterタカラトミー株の優待めちゃ良いよ」というツイートがバズッてたので、もしかしたらその影響もあるのかもしれません。

 

ちなみに、タカラトミー株以外の資産は、ほぼすべて赤字転落しました。

 

みずほ株や、各種指数連動型投資信託、それに最近新しく購入したアメリカ株(VISAとMaster Card)合計8種類ぐらいありますが、暴落によるダメージから、一気に吹き飛ばされました。

 

まじで悔しいっす!!

 

とはいっても、これは想定の範囲内です。

金額的にも、赤字合計して1万5千円くらい。

 

一方タカラトミーの黒字は8万~9万くらいなのでお釣りがきます。

 

現状、私のポートフォリオは、タカラトミーが他全員を介護している状態といえますね。

 

トミカまじやべえ。

 

(終わり)

社会は裏切りに満ちているって話

どうも、せり沢です。
今日は現状報告も兼ねて少し私のバイト先について書いていきます。

 

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私がITベンチャーインターンを始めてだいたい3か月が過ぎた。

 

実質的に創立1年も経っていないできたてホヤホヤの会社である。

仕組みが全く整備されておらず、まさにカオスといった状況だ。

 

例えば休み時間一つとっても、決められた時間というものがなく、いつでも好きな時に休憩してよい

もちろん外に散歩しにいっても良いし、軽く買い物に行っても全く問題ない。

加えて休憩時間は自己申告なので、皆絶対サバ読んで休憩時間を申告している。

 

仕事の流れもまったく定まっていない。

とりあえず、皆ノリと思い付きで仕事をしている

 

案件に関連しそうなツールをネットからなんとなく探してきて、それに多少手を加え、「こうすればいけますよ!」と社長に報告してみる。

すると社長は、クイズミリオネアで、みのもんたがファイナルアンサーを受けた時のような真顔のまましばらく考え込む。

この時の「間」は多少辛いものがあるが、基本的に心配する必要はない。

検討しているような空気を出している社長は、実は深い部分を理解していないので、提案はだいたい承認されることとなる

 

人事もまたカオスだ。

まず、社長以外のメンバーは、ほぼ全員学生バイトである。

私のようなフリーターや、契約社員も若干いるものの、
圧倒的多数が大学生で構成されている。

(よく言えば)大学のサークルみたいな空気が流れている。

 

この職場はカメムシの糞よりも「ルール」や「規則」が嫌いな私にとってはある意味快適だといえる。

 

銀行時代は、飲み会でビールを注いで回らされたり、不潔感の塊みたいなおっさんにペコペコさせられて社内のクソルールに関する耳クソみたいな説教を延々と聞かされてそれはもう不快だったが、そういう嫌さはここにはない。

 

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その他、社長の周りには怪しげな男たちがうようよしている。

 

一度だけ飲み会があったのだが、
どこぞのベンチャーキャピタルのメンバー(自称)や、
投資家(自称)を初めとする、よくわからん男たちが外部から集まっていた。

 

会社の顧問という肩書を持つ彼らは、たまに会社に来ては社長と毒にも薬にもならない雑談をして、満足そうに帰っていく。

 

私も、時々彼らとのミーティングをさせられるが、その無意味さには舌を巻く。

 

ミーティングとは形ばかりである。

ミーティングによって決まるのは次回のミーティングの日程だけなのだ

私としては雑談してるだけで金がもらえるので非常にありがたいが。

 

ただ、怪しいおじさん達もそれはそれで太い人生を生きている感じがでていて、

 

「あなたの会社を絶対上場させます!!」

 

と社長に言い放ったベンチャーキャピタルおじさんの熱意は並々ならぬものがあった。

(まあ胡散臭いといえば胡散臭いのだが、、)

 

また、このベンチャーキャピタルおじさんと社長は昼間から飲みにいったりしており、
中々楽しそうであった。

退職してから遊び友達がめっきり減ってしまった私にとってはほんのり羨ましいものがある(かもしれない)。

 

銀行時代のルールにがんじがらめの職場を知る私にとっては、こういう生き方もありかもなあ、と最近感じるようになった。

 

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一方で困るのは仕事の引継ぎである。

何せ、学生バイトしかいないのだ。

 

ここはとにかく誰も仕事を教えてくれない。

 

そもそも作業内容を把握している人間と出勤が重なること自体稀なのだ。

 

一度どうしていいかわからなくなると一日何もできずに終わることも普通にある

 

今でこそ、

 

・とにかく何か頑張った感じで日報を書くコツ

・最悪何もできなくても心を無にして過ごす

 

という処世術を覚えてきたが、初めはとても辛かった。

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辛いのは皆同じようで、
事務の人(正社員として転職してきた)は3日目からこなくなったし、
かつて初日で辞めた人もいたらしい。

 

また、私に本来仕事を教えてくれるはずだったインターンの人は社長と喧嘩してそのまま退職してしまった。

 

「これも今日やっといて」

「いや無理っす。というか僕の中でこれを今日やる意味がよくわかってなくて」

「いやもういいからやって」

「社長の考えてることが僕にはちょっとよく理解できてないですね。」

「いや今この言い合いしてる時間でこれできるよね」

 

といったやりとりがよく起こるようになり、

 

「最近こいつらめっちゃバトってんな」

 

と皆が感じ始めたある日、彼は退職した。

 

その日もいつものように喧嘩が発生し、彼はそのまま荷物をまとめて帰宅した。

 

それ以来彼の姿は見ていない。

 

……私と同じく18卒退職組だった彼だが、今どうしているのだろうか。

 

しばらくシフトに残り続けた彼の名前。

 

どこか哀愁を感じたのを覚えている。

 

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私には幸いなことにサポートしてくれる先輩がいた。

彼は某私大の院生で、この会社ではかなりの古株だった。

古株と言っても、入社半年かそこらなのだが、何せ入れ替わりが激しいのでそれでも十分に古参なのだ。

 

社長からの信頼も厚く、プログラミングの他にバイトの面接を担当したり、全体のマネージメントも時々行っていた。

 

ミーティングでも、

 

「社長は今、会社全体に目を配れるような状況じゃない。
 だからとりあえず、自分たちで出来ることを探して楽しんでやっていこう^^」

 

こういうことをさらっと爽やかに言ってのける人物である。

そしてそれがサマになっている。

 

プログラミングスキルも相当高かった。

 

また、彼はいつも音楽(EDM的な)をかけながら仕事をしていたので、自由な空気を会社にもたらしてくれているなあ、と私は思っていた。

 

「あ、仕事中音楽聴いててええんや」的な。

 

他にも、先述のベンチャーキャピタルおじさんがベンチャーキャピタルの人であると教えてくれたのも彼だし、
私と雑談して帰ってく謎のおじさんが普段はどこで働いてるとか、そういう情報をたくさんくれたのも彼であった。

 

彼には感謝してもしきれない。

 

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そして彼が退職したことを知ったのが昨日である。

 

例のベンチャーキャピタルおじさんに引き抜かれてしまったらしい。

 

最近あんま来てないな~~とは思っていたが、まさかそんなことが起きていたとは。

 

たまげたなあ。

 

ベンチャーキャピタルおじさんが、社長に

 

「あなたの会社を絶対上場させます!!!」

 

と熱く語っていたあの飲み会。

 

あの飲み会から二か月後、彼は会社で一番重要な人材と共に社長のもとから消えていった。

 

もう影も形もない。

 

また、その引き抜かれた先輩は会社内で色々な案件に関わっていたのだが、
それらをすべて放り出して行ってしまった(私も若干被害を被っている)。


社長に対しては、イラッとすることが多い私だが、今回はさすがに少し同情した。

 

社会こわっ。

 

てか人間ってこわいね!

 

 


(終わり)

※特定防止のため、多少フィクションまぜてます